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銘柄鶏「華味鳥」使用のスープ餃子  八洋食品    秋の新商品として発売


 餃子など冷蔵・冷凍調理食品製造の八洋食品株式会社(糟屋郡新宮町上府北、川添修三社長)は9月1日、一般市販用チルドの新商品として九州産銘柄鶏「華味鳥」を使用したスープ餃子「華味鳥 博多の炊き餃子」を発売する。
 これは毎年春と秋に新商品を発売する一環。2014年からより質を重視した商品開発に力を入れており、今回は秋冬向けに高級路線のスープ餃子を投入した。華味鳥とはトリゼンフーズ株式会社(福岡市博多区千代1丁目、河津英弘社長)が海藻、ハーブなどを配合した独自の飼料にこだわり、十分な時間と管理の下で大切に育てた九州を代表するブランド鶏。肉の色はみずみずしいピンク色をしており、煮込むほどに溶け出す濃厚な旨味が特徴。今回の新商品では、具材にこの華味鳥を使用し、口どけが良くもちもちとした食感とつるりとした喉ごしが堪能できる皮で包んだ。本格水炊きスープも付く。内容量は16gx10個で、希望小売価格は300円(税別)。九州や中国・四国地区の量販店で販売し、月商300万円を目指す。
 同社は1963年4月創業・設立。資本金8400万円。従業員280人。市販用チルド餃子の西日本トップメーカーで、外食産業向けの業務用冷凍餃子製造も柱に成長。2016年1月期売上高は前期比7%増の87億4500万円。12年12月に本社工場で食品安全・品質管理の国際規格「SQF」認証を取得している。