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銀行アプリにスマホ決済「Bank Pay」導入へ 西日本シティ銀行
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金融機関アプリで国内初の取り組み
㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は、㈱NTTデータとの共同検討で今年秋から同行の銀行アプリにスマホ決済サービス「Bank Pay」を導入する。
Bank Payは日本電子決済推進機構が提供するオールバンクのスマホ決済サービスで、最大1000以上の金融機関が対応を検討しているという。銀行口座を持つ人は店舗の端末にスマートフォンをかざすだけで、銀行口座から直接支払いができる安心・安全がウリのスマホ決済サービス。金融機関アプリでBank Payに対応するのは国内で初の取り組み。同サービスの導入で、同行の顧客は銀行アプリに利用口座を登録することで、簡単にスマートフォンでQRコードを使ったキャッシュレス決済ができるようになる。
同サービスの特長は①決済専用アプリのダウンロードが不要②チャージ・換金が不要③利用できる店舗の拡大の3点。利用者は新たに決済専用のアプリをダウンロードする必要がなく、銀行アプリで預金口座の残高確認、買い物時の支払い、明細の確認などの一連の操作ができ、複数のアプリを行き来するといったストレスがなく利用できる。金融機関の口座間で日本円を直接資金移動するため、利用者は他の決済手段で必要なチャージの手間や手数料が不要となる。加盟店など買い物代金を受け取る側も日本円での受け取りとなるため、換金の手間や手数料が不要で、用途を制限されることもない。加えて、オールバンクの決済サービスで全国の金融機関が加盟店開拓を行い、開拓した加盟店は加盟金融機関のすべてに開放されるため、利用できる店舗の拡大が期待できる。
2019年5月14日発行