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鉄道事業北九州線を筑豊電鉄に移管  西日本鉄道    会社分割で、3月1日付


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は、会社分割で鉄道事業の一部、北九州市八幡西区を走る北九州線第三種鉄道事業の黒崎駅前~熊西間を完全子会社の筑豊電気鉄道株式会社(以下筑鉄、中間市鍋山町、川上正治社長)に3月1日付で移管する。
 八幡西区から直方市に至る地域で鉄道事業を運営する筑鉄が一元管理する体制を採ることで、効率的な事業運営を図るもの。12月18日の取締役会で決議し、同日両社で契約した。会社分割で同事業の帰属する資産や負債、権利義務の一切を筑鉄が承継する。なお、西鉄では、今回の会社分割は、完全子会社との間で行う簡易分割・略式分割で、「連結業績に与える影響は軽微」と発表している。
 筑鉄は1951(昭和26)年2月設立。資本金4億9000万円で、西鉄が100%出資。14年3月期は売上高にあたる営業収益が11億2100万円、経常利益が2300万円だった。