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鉄のキャッシュトレーを発売 カラーテック工業


週刊経済2022年12月6日発行

プレス加工技術の企業と連携

金属塗装などの㈲カラーテック工業(北九州市門司区松原1丁目、石橋律社長)は12月月中旬、店舗のレジなどに置く鉄のキャッシュトレーを発売する。
自社で展開する金属塗装のインテリア・雑貨ブランド「2nd UNION CONFIDENTIAL(セカンドユニオンコンフィデンシャル)」の新商品。金属専門の焼付け塗装技術を生かし、町工場の技術を掛け合わせた商品の開発に取り組んでいる。8月に発売した鉄製品の第2弾で、今回は㈱太平プレテック(佐賀市大和町)と製作した。縦15㎝、横23㎝のトレーで、錆加工のデザインや光沢加工を施している。価格は5800円(税込)を予定している。11月に開設した自社オンラインショップサイトや本社に併設する店舗で販売する。石橋社長は「町工場が、下請けだけではなく主体となって技術を商品開発に生かすことで、ものづくりの町を盛り上げたい」と話している。
同社は1991年創業。資本金300万円。従業員は22人(関連会社含む)。