NEWS
金融商品仲介サービスを開始 JR九州保険コンサルティング
Tag:
週刊経済2025年新春特別号
アイザワ証券と業務委託契約
九州旅客鉄道㈱(JR九州)の子会社で保険代理店業のJR九州保険コンサルティング㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、高橋晶社長)は12月20日、アイザワ証券㈱(東京都港区、藍澤卓弥社長)と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、金融商品仲介サービスを開始した。
JR九州保険コンサルティングは2023年にJR九州の営む保険代理店業を承継し発足。JR九州グループ社員のみならず九州各地の相談拠点で地域の顧客のニーズに合わせた保険商品を提案してきた。今回、昨今の新NISAをはじめとする資産運用ニーズの高まりなど大きく変化する顧客ニーズに応えるため、業務委託契約の締結で業務を拡大する。今後は従来の保険商品やサービスに加えて投資信託などの金融商品の提供が可能となるほか、金融関連情報の提供やセミナー開催など資産形成支援を通じて、顧客のファイナンシャル・ウェルビーイング向上を支援していく。
JR九州コンサルティングは2023年4月設立。資本金は1億円で、JR九州が100%出資。従業員は51人。本社のほか、北九州、長崎、大分、熊本、鹿児島、宮崎に拠点を展開。
アイザワ証券は1918年に創業した藍澤證券㈱(現アイザワ証券グループ㈱)が前身。2021年10月に社名変更し、持ち株会社体制に移行しており、アイザワ証券はその中核事業会社。近年では全国の保険ビジネスを主業務とする金融商品仲介業者を中心に、コンプライアンス体制の構築から営業支援までプラットフォーマーとして対面証券会社の強みを生かした支援を展開している。