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重渕会頭「北九州に活気戻る」  北九州商工会議所    新年会に麻生知事、北橋市長ら720人


 北九州商工会議所(北九州市小倉北区、重渕雅敏会頭)は1月8日、北九州八幡ロイヤルホテル(同市八幡区枝光)で新年賀詞交歓会を開催した。
 当日は、来賓の麻生渡福岡県知事、北橋健治北九州市長らの首長をはじめ、地場経済界からは、木瀬照雄TOTO株式会社社長、川瀬賢三日産自動車株式会社理事九州工場長、伊井田栄吉株式会社ワールドインテック会長、田中亮一郎第一交通産業株式会社社長、作家の佐木隆三北九州市立文学館長など過去最多の720人が参加した。
 開会式では、昨年11月に2期目の就任が決まった重渕雅敏会頭と、副会頭に就任した中村眞人株式会社井筒屋会長、竹澤靖之株式会社スピナ会長、利島康司株式会社安川電機社長、野畑昭彦門司港運株式会社社長らが登壇。重渕会頭は挨拶で「企業進出、工場拡張など自動車産業を中心に北九州に再び活気が戻ってきている。有効求人倍率も初めて1倍に達した。新年は、この活気を中小零細企業や流通、サービス、地域活性化など幅広く波及させていきたい」と熱く語った。続いて麻生知事は「大型投資案件が相次ぎ、産業力の形成、転換、発展につながっている。雇用力回復で若者も戻ってくる。また、環境問題におけるアジアのモデル都市としても、世界に名を広げてほしい」とエールを送った。会は、北橋市長の乾杯の音頭で交歓会に移り、参加者は北九州復帰の兆しに皆、表情も明るく活発に懇談していた。