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酒見社長「『創造的異端児』目指してほしい」 西部ガス


入社式に前年比2人減の39人

都市ガス事業者の西部ガス㈱(福岡市博多区千代、酒見俊夫社長)は4月2日、本社が入るパピヨン24ガスホールで、2018年度入社式を開催。前年比2人減の39人が入社した。
新入社員の内訳は、男性33人、女性6人。大学院卒・大学卒25人、高校卒14人。酒見社長は新入社員への訓示で、「一昨年に電力小売、昨年にガス小売が全面自由化し、エネルギー業界は歴史的な転換期を迎えている。これまでに経験したことのない競争に打ち勝つためには、お客さま価値のさらなる追求に向けて努力しなければならない」と呼び掛け、「皆さんは、大胆な発想と果敢な行動力を併せ持つ、創造的異端児を目指してもらいたい。そして今日、社会人となった感激や感謝の思いを忘れることなく、当社で活躍していってほしい」とエールを送った。新入社員代表の山下亮さんは、「全面自由化と競争の激化により、都市ガス事業者にも創意工夫が求められるようになっている。これまで積み上げてきたお客さまからの信頼を尊重しつつ、革新的な発想を元に付加価値の高いサービスをつくりあげていきたい」と意気込みを話した。経営陣・新入社員共に「全面自由化」後の競争環境を強く意識していることが伝わってくる内容だった。

2018年4月10日発行