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酒粕焼酎の新商品を発売 杜の蔵


商品名は「弥久 銅カブト」

酒類製造の㈱杜の蔵(久留米市三潴町、森永一弘社長)は9月20日、酒粕焼酎の新商品を発売した。
酒粕焼酎とは、酒粕中に含まれるアルコールを蒸留して製造させる焼酎。商品名は「弥久(やく) 銅カブト」。木製セイロと銅製カブト釜による古式蒸留製法によって、12年以上かけ熟成させたのが特徴。今回商品化したのは、2003年から06年もので、価格は、720㎖で7560円(税込)。また、パッケージは銅カブトにやや似た瓶を使用しているほか、ラベルは今後海外の人に向けた展開も想定し英語表記を盛り込んでいる。森永社長は「原料や製法は、創業した約120年前に限りなく近づけた。シグナルモルトや熟成されたグラッパ、マールのように、芳醇できわめて個性的な味わいになっている」と話している。
同社は1898年創業、1952年設立。資本金1000万円。日本酒、本格焼酎、リキュールをはじめ関連商品の製造・販売を手掛けている。

2018年10月10日発行