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酒粕パウダーを発売  山の壽酒造


主婦層の取り込み図る

日本酒メーカーの山の壽酒造㈱(久留米市北野町、片山郁代社長)は4月1日、酒粕をパウダー状にした食品「山の壽酒粕パウダー」を発売した。
手軽に料理に使用できる発酵食品として開発したもの。山田錦の酒粕を使用しており、タンパク質や食物繊維、ビタミンBなど豊富な栄養素が含まれている。主なターゲットは主婦層で、味噌汁や菓子などさまざまな料理にふりかけて使用することを想定している。内容量は50gで価格は税込650円。本社内の売店と農業福島園のオンラインショップで販売している。同社では引き続きターゲット層の拡大に向けた商品展開に力を入れていく方針。同社では「酒粕はインナービューティーや免疫力アップにつながる栄養素を多く含んでいる。気軽に取り入れるスーパーフードとして多くの方に試してもらいたい」と話している。
同社は1818年創業。昨年4月に7代目・山口伊平氏から長女の片山郁代氏へ社長交代した。

2020年4月28発行