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配車アプリのモビリティテクノロジーズと連携  ゼンリン


地図情報メンテナンスを効率化

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)は4月22日、タクシー配車アプリの㈱モビリティテクノロジーズ(東京都千代田区、中島宏社長)と提携した。
道路の建設や交通標識の新設・変更、路面ペイントや信号機の情報など、道路情報の変化対応に必要となる地図情報のメンテナンス効率化に向けたもの。モビリティ社ではタクシーやトラックに設置されたドライブレコーダーから映像データを取得し、既存の地図情報と実際の道路情報の差分を機械学習により自動で抽出する。この変化情報をゼンリンが活用し、メンテナンスすることで高鮮度な地図情報の提供が可能となる。
同社では「今後、幅広い分野で両社の連携を強化し、安心・安全で便利な交通社会の実現に貢献していく」と話している。

2020年5月26日発行