NEWS

  • 地域

配当金増加で収益が6・6%増   福岡ひびき信用金庫    経常利益は23・3%増の17・8億円


 福岡ひびき信用金庫(北九州市八幡東区尾倉2丁目、野村廣美理事長)の2015年9月中間期決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比6・6%増の74億2200万円、経常利益が23・3%増の17億8300万円の増収増益だった。
 北九州地区での金融機関の貸出金獲得競争による金利引き下げで、貸出金利回りが低下したが、有価証券の利息配当金が増加したため増収。また費用面では、資金調達費用が預金利回りの上昇を受けて、対前年同月比で増加した。自己資本比率は2015年3月期比0・07ポイント減の13・48%だった。同信金では「金融機関の競合が続く中、個人向け貸し出しを強化したい」と話している。