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都心循環BRTの連節バスの試験運行を開始  西日本鉄道    8月8日から


 西日本鉄道(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は8月8日から、福岡市と同社が共同で導入する新交通システム「都心循環BRT」で使用する連節バスの試験運行を始める。運行区間はWF(ウォーターフロント)地区~天神(運賃190円)と、WF地区~博多(230円)の2線。試験期間は2台が稼働し、各線6往復の合計24便。午前8蒔から午後5蒔の時間帯で運行する。
 運行開始に向けたシミュレーションを行い、乗降や料金支払いシステムなどを確立することが目的。本格的な運行開始は秋を予定しており、最終的に2両編成の15台を導入する。今後、試験運行の結果を踏まえた改善やバス停の整備などを福岡市と進めていく。
 倉富社長は「客を乗せず乗務員のみで行った試験運行では運転機能の安全性を確認できた。今回は実際に客を乗せることで、改善や補強を行い、本格導入に向けた準備を進めていきたい」と話している。