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部屋探しアプリのサービス開始 トリプル・エージャパン
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仲介担当者とユーザーをマッチング
システム開発の㈱トリプル・エージャパン(福岡市中央区天神1丁目、石井寛社長)は8月24日、不動産の賃貸マッチングアプリのサービスを開始した。
名称は「revue(レヴュー)」。従来のユーザー検索型とは異なり、アプリを通して、不動産仲介会社の担当者とユーザーをマッチングするサービス。まずユーザーがチャット形式で、入居希望エリアや引っ越し時期、物件に関する希望などを入力。その後、AIが顧客の希望に沿った物件を紹介する。さらに物件を探す場合、不動産仲介会社の担当者を呼び出し、直接アプリ内でチャットやテレビ電話を通じ物件探しができる仕組み。呼び出しは、顧客の希望エリア内のアプリ登録不動産仲介会社全てに通知され、先着順でユーザーとマッチングされる。また、不動産仲介会社のHP内にrevueのチャットシステムを設置し、専用の物件検索・相談窓口としても利用可能。アプリは無料。チャットシステムの利用料は、1アカウント月額9800円(税抜)。年末までは無償提供している。HP内からrevueを通してアクセスがあった場合は、その不動産仲介会社に自動的にマッチングされる。さらに、アプリ内の物件データの転用も可能。サービスエリアは福岡で、今後関東、中部、関西と順次拡大する方針。石田社長は「ユーザーの希望条件にあった物件があればチャットで自動通知される。また、入居申込書のシステムによる作成や、TV電話を利用したリモート内覧も可能。年内を目標に不動産売買版もリリース予定」と話している。
同社は2001年8月設立。資本金500万円。決算期7月。従業員18人(契約社員含む)。
2020年9月15日発行