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郊外型分譲住宅の売上増で上方修正 大英産業


前期比は減収減益

マンションデベロッパーの大英産業㈱(北九州市八幡西区下上到津4丁目、大園信社長)は、2020年9月期連結決算で売上高が期首予想比8・9%増の288億6100円、経常利益が1・8倍の9億4200万円に上方修正した。
コロナ禍による建築受注の減少や建設工事遅延を見込んで業績予想を立てていたことに加え、テレワーク関連市場の拡大が追い風となり郊外型分譲住宅の売り上げが拡大。利益面でも外出自粛要請による営業活動制限をかけたことにより販促費などが減少したことで期首予想を上回る。前期比ベースでは売上高4・5%減、経常利益は半減。同社では「低価格かつ高品質にこだわり郊外型住宅を提供してきたことが、居室を増やしテレワーク環境を整える顧客ニーズにマッチした」と話している。

2020年11月17日発行