那覇市に沖縄オフィス開設　福利厚生倶楽部九州

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法人会員拡大図る

総合人材サービス業・㈱アソウ・ヒューマニーセンターのグループ会社、㈱福利厚生倶楽部九州（福岡市中央区天神２丁目、溝口猛社長）は１０月１１日、沖縄県那覇市久茂地１丁目に沖縄オフィスを開設した。

福利厚生サービス以外でも沖縄の事業所増加や人材不足などの問題から、今後具体的な人材採用支援のニーズがあると判断し進出を決めた。場所は那覇市役所のはす向かいにある「久茂地セントラルビル」５階。事務所面積は約５０㎡で、従業員は１人を配置し、今後現地採用の増員を計画している。担当エリアは企業が集まる那覇市や浦添市を中心に沖縄全土で、法人会員の開拓や会員向けに各種優待・特典代行サービスの拡充も図る。溝口社長は「会員企業とその従業員が利用するサービスの両輪で成り立っているため、沖縄県下の企業の活性化につながるサービスだけでなく、県外や海外からの観光を含めた人材流入に貢献できれば」と話している。

同社は東証一部上場㈱リログループのグループ会社・㈱リロクラブと麻生グループとの合弁会社として１９９９年１０月設立。資本金５０００万円。事業内容は福利厚生アウトソーシング事業やカフェテリアプランサポート事業、会員向け各種優待・特典代行サービス事業。契約団体数９３００団体、契約会員数５６０万人を持つ。宿泊施設や飲食、託児施設、介護施設、自己啓発メニュー、お祝い制度など全国で１００万種類のサービスを用意。

2017年10月17日発行