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那珂川町の五ケ山ダムが完成 福岡県


県内最大級、小川知事ら出席し記念式典

福岡県が建設を進めていた五ケ山ダム(那珂川町)の完成を祝う式典が3月11日、現地であり、小川洋知事ら約200人がダムの完成を祝った。
同ダムは重力式コンクリートダムで、総事業費は1050億円。那珂川町と佐賀県吉野ヶ里町にまたがり、総貯水量は4020万㎥で県内最大級。博多湾に流れる那珂川の洪水機能調整や福岡市の渇水対策などを目的に1979(昭和54)年に予備調査を開始。2012年6月に本体工事に着手、16年10月から試験湛水を開始した。
式典では小川知事の主催者あいさつに続き、共同事業者を代表して福岡市の高島宗一郎、地元福岡5区の原田義昭衆院議員、同1区の井上貴博衆院議員、参院国土交通委員長の野田国義氏らが祝辞を述べた後、那珂川町の武末茂喜町長の万歳三唱で完成を祝い、ダム堤体上ではテープカットやくす玉割り、渡り初めなどの行事が行われた。

2018年3月20日発行