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那珂川市内に所属選手用のゲーミングハウス開設 CSentertainment 


週刊経済2021年2月16日発行

住居、練習場備え

プロeスポーツプレイヤーのマネジメント、大会企画運営の㈱CS entertainment(シーエスエンターテイメント:那珂川市今光6丁目、中村浩之社長)は1月25日、同市内でゲーミングハウスの運営を開始した。
同社は昨年7月、化粧品・健康食品の通販事業㈱愛しとーと(同)が設立した新会社で、このほどeスポーツプレイヤー6人が所属する新チーム「FOR7」を発足した。同業界では海外に比べると国内選手の活躍する場が少ないことから選手がプレイに集中できる環境を整え、プレイヤースキルを世界水準へと底上げする。施設は約1千㎡の敷地にもともとあった3階建て住居を改装した。各選手の居住スペースほか、国際水準の練習場、オフィス、トレーニング施設を兼ね備え、栄養管理士、野菜ソムリエが監修した食事を3食提供する。選手らは居住地を那珂川市に移し、全国大会を前に2月3日、武末茂喜那珂川市長を表敬訪問し、「家庭ゲームとは違いプロの世界で厳しいこともあるだろう。長期にわたって那珂川で活躍の場をつくっていただくことは嬉しい。注目していきたい」と激励を受け、また、中村社長は「那珂川市からeスポーツを発展させていけたら」とあいさつした。