那の津３丁目に１０階建て新社屋が完成　芝浦グループホールディングス

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週刊経済2022年3月29日発行

総工費約３３億円投じ

建設、不動産業などを展開する芝浦グループホールディングス㈱（北九州市小倉南区／福岡本部・福岡市中央区天神３丁目、新地哲己会長兼ＣＥＯ）が総工費約３３億円投じ同区那の津３丁目に建設していた１０階建て新社屋ビルが完成した。
本社機能のある福岡本部が手狭になったこと、および拠点が分散していたグループ１０社を集約し、経営の効率化とスピード化を図ったもので、４月１日から同所を本社として営業を開始する。
新社屋「ザ ニューガイア ビルディング 天神北」の場所は、福岡都市高速環状線天神北料金所西側の一画で、敷地面積３０９０㎡。建築面積２１５６㎡。鉄骨造１０階建ての延べ床面積１万５９２８㎡で、１階に高級輸入車や国産車の販売、メンテナンスなどを行う「ニューガイアモータース福岡本店」、６～７階に高級車やスーパーカーオーナー向けの最先端のセキュリティシステムや自動車専用エレベーターを完備した８０台駐車可能な会員制屋内ガレージ「ニューガイアプレミアムガレージ」を設けたのが特徴。そのほかのフロア構成は、２～５階が来客、社用車駐車場。８～９階が芝浦グループホールディングスを含むグループ会社１１社のオフィス、１０階がイベントなどを開催する多目的ホール「スカイホール」となっている。同社では「創業４５周年の年に建設関係や金融機関などの協力あって、無事に完成できたことを感謝したい」と話している。