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選手のパフォーマンス強化で産官連携 ギラヴァンツ北九州


週刊経済2021年7月6日発行

北九州市とソフトウエア開発会社と

プロサッカークラブ運営の㈱ギラヴァンツ北九州(北九州市小倉北区浅野3丁目、玉井行人社長)は6月23日、ソフトウエアなどの開発、販売のウイングアーク1st㈱(東京都港区、田中潤社長)、北九州市(北橋健治市長)と選手のパフォーマンス向上を目的とした連携協定を結んだ。
ウイングアーク1stが持つIT技術力、データ解析や分析のノウハウを活用し、選手の運動効率を飛躍させ、チーム強化につなげるもの。すでにギラヴァンツ北九州のトップチームが練習する新門司球技場に10台のカメラを設置し、映像データの収集・分析を開始。センシングデータの収集から行動分析で、高度なパフォーマンス分析を行う計画。また、北九州市は市内公共施設へのトレーニングデータ収集用の機器設置などで協力する。玉井社長は「5年、10年先を見据えたギラヴァンツのサッカーの礎となる仕組みを構築したい」と話している。