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遮音機能のある個室ボックスの新製品 関家具


週刊経済2021年5月11日発行

「フォーンブース」シリーズ

家具メーカーの㈱関家具(大川市幡保、関文彦社長)は6月末、遮音機能のある個室ボックス「フォーンブース」シリーズにおいて、よりコンパクトにした新製品を発売する。
コロナ禍の影響によりワークスタイルが多様化している中で、同社が2019年5月に発売した工事不要の個室ブース「フォーンブース『kolo』」の問い合わせが増えており、今回、日本の従来型オフィスを想定した新製品として「milli(ミリ)」を開発した。「kolo(コロ)」は、1人用から4人用までの3タイプを展開しているが、日本のオフィスに多い「天井が低い」という理由から導入できない事例があったことから、ミリではよりコンパクトなサイズ設計をした2タイプを展開する。タイプは「Sit(座るタイプ)」、「Stand(立って使うタイプ)」の2つで、移動可能なキャスターがついている点も特徴。サイズはStandが幅100㎝、奥行89㎝、高さ212㎝。Sitが幅120㎝、奥行82.6㎝、高さ198㎝。また、組み立て時間が3分の1の約30分で完了するほか、導入コストも大幅に下げることでより多くの企業へ導入を提案していく。