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遮熱塗料市場で国内出荷額1位 アステックペイントジャパン
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業界紙調べ
塗料メーカーの㈱アステックペイントジャパン(糟屋郡志免町別府北4丁目、菅原徹社長)は、2019年の遮熱塗料市場で国内出荷額1位となった。
㈱コーティングメディア(東京都文京区小石川5丁目、近藤亮吉社長)が発行する業界紙「ペイント&コーティングジャーナル」がヒアリング調査をもとに推計し、3月25日に報じた。遮熱塗料の国内総出荷額約125億円のうち、同社塗料が18%(約22億円)を占め、業界大手の日本ペイント㈱(東京都品川区)を抑えて初の1位となった。自社遮熱塗料「リファインシリーズ」の好調に加え、ホームセンターのリフォーム支援や大型工場物件などの新規マーケット拡大が要因。遮熱塗料は遮熱機能を備えた塗料で、屋根・外壁の表面温度や裏面温度を抑える効果があり、室内温度の上昇を抑えることができる。菅原社長は「1位は長年目指してきただけに大変光栄に思う。今後も建物の長寿命化に貢献していきたい」と話している。
同社は2000年10月設立。資本金2千万円。2019年12月期売上高は31億4千万円。従業員214人。
2020年5月12日発行