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過去最高売上も原油高響き減益 スターフライヤー


売上高は9%増の380・9億円に

㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、松石禎己社長)の18年3月期決算は売上高が前年比9・2%増の380億9500万円、経常利益は同8・4%減の27億3300万円で増収減益となった。
国内の景気回復に伴う旅行需要が増加などから、旅客数は9・3%増の155万4000人と好調に推移し、売上高は過去最高を更新した。一方、原油価格の上昇が利益を圧迫。営業利益は6・2%減の28億7000万円と落ち込み、純利益も2・7%減の18億7800万円となった。
同社では「売り上げは順調に推移したが、原油価格の上昇が響いた。今期は台北と北九州、福岡、名古屋を結ぶ国際線を就航する際の初期費用が発生するため、減益の見通し」と話している。
今期は売上高が前年比4・2%増の397億円、経常利益は同59・8%減の11億円、当期純利益は46・8%減の10億円の減収減益を見込んでいる。

2018年6月5日発行