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過去最高売上、利益を更新 スターフライヤー17年3月期


旅行客7・8%増

株式会社スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、松石禎己社長)の17年3月期決算は売上高が前年比1・8%増の348億8600万円、経常利益は同12・6%増の29億8500万円で増収増益となった。

割引サービスやキャンペーン、政府主導の「九州ふっこう割」などで旅行客が7・8%増の142万1000人と好調に推移し、売上高は過去最高となった。営業利益も1・5倍の30億5800万円と大幅に増え、過去最高の利益となった。一方、税務上の繰越欠損金が解消されたほか、法人税等調整額を計上したことで法人税などが増加し、純利益は24・5%減の19億3100万円と減少。同社では「売上高450億円を目指す新中期経営計画を策定したので、計画に向けてまい進していきたい」と話している。

今期は売上高が前年比6・1%増の370億円、経常利益は同33・0%減の20億円、当期純利益は48・2%減の10億円の増収減益を見込んでいる。

2017年5月16日発行