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過去最高の施行組数更新で増収増益 アイ・ケイ・ケイHD中間期


週刊経済2023年6月20日発行号

売上高は99億円

ブライダル事業などの㈱アイ・ケイ・ケイホールディングス(佐賀県伊万里市新天町、金子和斗志会長兼社長)の2023年10月期中間連結決算は、売上高が前年同期比30・5%増の99億3700万円、経常利益は同80・9%増の3億400万円の増収増益となった。
セグメント別では、婚礼事業において新型コロナウイルス感染症による規制が緩和される中、感染防止対策を徹底したうえで挙式・披露宴を実施。期中の施行組数は過去最高を更新し、23年4月には「The迎賓館 偕楽園 別邸」(茨城県水戸市)をオープンしたことで、売上高は30・0%増の95億1100万円、営業利益は3億6500万円(前期は営業損失3400万円)となった。介護事業は23年3月に小規模多機能型居宅介護事業所「アイライフケア伊万里」をオープンし、売上高が1・5%増の2億7600万円、開発費用などにより営業損失は1000万円(前年同期は営業利益200万円)。食品事業は、売上高が66・7%増の1億2000万円、営業利益は76・2%増の2300万円だった。前連結会計年度にフォト事業、結婚仲介事業の子会社をそれぞれ設立。フォト事業は23年3月に「studio clori.NAGOYA」(名古屋市)をオープンし、売上高は1億700万円となったが、開業費用などで営業損失は6500万円(前年同期は営業損失1100万円)、結婚仲介事業の売上高は400万円、営業損失は3200万円(前年同期は営業損失1000万円)となった。
通期の売上高は14・3%増の217億8000万円、経常利益は6・4%増の22億3000万円で過去最高更新を見込んでいる。