日進化学に２９５０万円の株式投資　大阪中小企業投資育成

Tag:

再投資、通算２回目

投資、成長支援事業の大阪中小企業投資育成㈱（大阪市北区中之島３丁目、齋藤浩社長）は１２月３日、ポリエチレン袋・シート製造の日進化学㈱（遠賀郡遠賀町、渡邉裕美社長）に２９５０万円の株式再投資を実施した。
日進化学は１９７１年９月設立。資本金９６００万円。従業員１０９人。２０１９年９月期売上高は２９億５０００万円。ポリエチレン製シート・袋の製造業で、一般包装資材の仕入販売も手掛けている。エリアは九州全域から関東、東北まで本社を含め８カ所の営業拠点で展開。輸入原料を活用し、フィルムの製造段階から自社工場で一貫生産することを強みとし、多品種少量のオーダーメイド品を中心にユーザー仕様にきめ細かい対応をしている。初回の投資は２０１４年３月、今回で通算２回目となる。
大阪中小企業投資育成は１９６３年１１月設立、資本金６８億２２００万円。中小企業投資育成株式会社法に基づいて設立された公的な投資育成機関で、事業の成長発展見込みがあり、経営基盤の強化などに取り組んでいる企業を選定基準としている。福井、滋賀、奈良、和歌山以西の２４府県を営業エリアとしており、九州支社（福岡市中央区天神１丁目、山本昌範支社長）は９２年４月に九州事務所として開設、０６年、支社に昇格した。

2020年1月21日発行