NEWS

  • 地域

連結子会社「オリンピック&ベスト」を解散  ベスト電器    3億2000万円の債務超過に


 地場家電量販大手の株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、有薗憲一社長)は、1月21日、同社連結子会社で家電製品小売業の株式会社オリンピック&ベスト(東京都大田区)を2月中に解散することを明らかにした。
 同社は2006年9月、東京首都圏の営業基盤拡充を目的に株式会社オリンピック(東京都国分寺市、金澤良樹社長)と業務・資本提携を結び、同10月に設立。東京都大田区、同西多摩郡、さいたま市、横浜市に計4店舗を展開していたが、家電量販店間の競争激化などによる売上不振で07年12月末には3億2000万円の債務超過となったことから、経営継続を断念し解散するもの。07年8月に東京都西多摩郡、横浜市の不採算2店舗を閉鎖し、東京都大田区の下丸子店、さいたま市の武蔵浦和店については今年2月18日付で閉店する。同社の売上高は20億500万円(07年3月から同12月まで)。今年2月中に解散し、5月をめどに清算する計画。