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連結売上高は30%増の1059億3600万円 シノケングループ


2020年に年商1500億円目指す

投資用アパート・マンション販売の子会社を傘下に持つ㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)の17年12月期連結決算は、売上高が初の1000億円超となる1059億3600万円(前期比30・3%増)、経常利益は23・3%増の122億100万円で初の100億円突破となった。増収増益は8期連続、利益も6期連続で過去最高となった。

主力の不動産販売事業のうち、アパート販売が前期比48・2%増の613億6800万円と大幅に伸び、マンション販売も2・7%増の182億900万円と好調だった。さらにゼネコン事業も27・5%増、不動産賃貸管理関連事業20・9%増、介護事業は17・7%増、LPガス供給販売などのエネルギー事業は38・7%増と全セグメントで売り上げは2けた以上の伸びとなった。

今期連結業績は、売上高は前期比13・3%増の1200億円、営業利益は4・5%増の135億円、経常利益は8・2%増の132億円、当期純利益は8・4%増の92億円を見込んでいる。また今後も好調な事業が継続すると予想しており、今期から2020年度までの3カ年業績見通しを上方修正、最終年度には売上高1500億円、営業利益160億円、経常利益158億円、当期純利益110億円を予想しており、さらに自己資本比率40%以上(前期末29%、実質無借金経営を目指すとしている。

2018年2月27日発行