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連結売上高は28・8%増の728億4400万円 シノケングループ第3四半期


週刊経済2022年12月6日発行

上場廃止で通期決算発表は未定

㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)の1~9月第3四半期連結決算は、売上高は前年同期比28・8%増の728億4400万円、経常利益は44・2%増の64億5600万円で大幅増収増益となった。
主力の不動産セールス事業が好調で増収、営業利益も30・2%増の58億800万円、当期純利益は36・9%増の40億1100万円と大きく伸びた。
事業別の売上高は、アパート・マンション販売の不動産セールス事業は52・8%増の349億9200万円、管理、家賃等の債務保証、保険の不動産サービス事業は14・1%増の182億1100万円、ゼネコン事業は4・1%増の188億6500万円、LPG販売などのエネルギー事業は18・6%増の28億1600万円、介護関連のライフケア事業は4・3%増の13億4500万円、海外などその他の事業は15・9%減の1億3500万円だった。
通期の連結業績については、第2四半期決算発表から予想修正はなく、売上高は11・7%増の1077億円、営業利益は0・5%増の90億円、経常利益は2・6%減の87億円、当期純利益は1・9%減の59億円を見込んでいるが、今年12月26日で東証からの上場廃止を予定しているため、通期決算の発表は未定としている。