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通販専門の広告制作部署を新設 電通九州
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結果重視したソリューションを提供
広告代理業、㈱電通九州(福岡市中央区赤坂1丁目、堀宏明社長)は3月1日、クリエーティブ局内に通信販売分野専門の広告企画・制作部署「ダイレクトクリエーティブ部」を新設した。
これは売上高の40%を占めるまでに成長した通販広告領域において、変化の著しい生活者の購買行動やさまざまな顧客ニーズに応えるため、経験豊富な人材と蓄積したノウハウを集約し、さらに提供価値の向上を図るもの。通販分野のコンサルティング業務を担うダイレクトマーケティング部に続き、商品購入やサービスの申し込みなどのアクションをより引き出すためのレスポンス広告制作に特化した専門部署発足で、ここ数年競争が激化している通販業界向けに、より結果を重視したソリューション、いわゆる「勝ちクリエーティブ」を効率的かつスピーディーに開発、提供していく。
同部は山本正文クリエーティブディレクターをはじめ、アートディレクターやコピーライター、プランナーなど7人で構成。コンテンツを比較検証するA/Bテストからテレビ・ラジオCMやインフォマーシャル(通販の宣伝用番組)、デジタル動画コンテンツ、新聞広告、折込みチラシ、会員向けツールや会報誌の企画、制作、商品パッケージやネーミングの開発まで手掛ける。従来のレスポンス広告に加え、コスト効率を鑑みた新たなスキームでのコンテンツ開発や、通販業務のスペシャリスト育成にも取り組み、顧客のビジネスパートナーとして戦略から制作、納品後の対応まで一貫した提供サービスの向上を目指す。
同社は1995年1月に㈱電通100%出資の地域会社として設立。資本金4億円。従業員335人。2017年12月期の売上高は458億円で、設立以来九州の広告会社でトップ。
2018年3月20日発行