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通訳案内士試験の対策講座を開講  九州通訳・翻訳者・ガイド協会


通訳士の質向上を図る

一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会(福岡市南区塩原1丁目、水谷みずほ会長)は7月15日から全国通訳案内士試験対策講座を開く。
九州から質の高い通訳士を輩出するため。通訳案内士試験に必要な科目の地理や歴史、時事問題などを講義する。場所は同区塩原4丁目の太浩ビル201で、物理的に会場に出向くことができない遠方の受講生のことを考え、ストリーミング再生可能な動画を配信する予定。日程は7月15日、22日、29日、8月5日の4日間。時間は午前9時半から午後2時半で地理、歴史、一般常識3科目の中から選択した科目を選んで受講することができる。講習料金は1科目90分の4日間で1万4400円。定員10人。
水谷代表は「日本の伝統的お寺や、土地の歴史、政治経済などの時事問題を講義していく。今年の1月にできた新法は、資格がなくても有償でガイドができるようになったが、外国のお客様に正しい歴史などを教えることができるような、通訳案内士の資格を持つプロのガイドを九州で増やしていきたい」と話している。

2018年7月3日発行