通期業績と配当予想を上方修正　リックス

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週刊経済2023年5月16日発行号

昨秋と２月に次ぎ３度目

福岡市博多区山王１丁目の機械商社・リックス㈱（安井卓社長）は４月２７日、通期決算の連結業績予想を上方修正した。
昨年１Ⅰ月と今年２月に上方修正していたが、主に自動車、半導体、ゴム・タイヤ、工作機械の報告セグメントで受注・販売が好調に推移。加えて円安に伴う為替差益も増加し、前回見込んだ各利益を上回ることがほぼ確実となり、通期の連結業績予想をさらに上方修正したもの。
売上高については前回予想を８億円上回る前期比１３％増の４５２億円の見込み。経常利益は２億３千万円上回る前期比２４・９％増の３７億３千万円に修正。営業利益は１億６千万円上回る同２８・２％増の３３億１千万円、純利益は３億５千万円上回る同３４％増の２７億５千万円を見込んでいる。
また、これに伴い、同社は期末配当をさらに１５円増額し８５円に修正し、年間では前期を７０円上回る１３５円を見込んでいる。