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透析室向け電動ベッドを発売 プラッツ


50万円から

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、城雅宏社長)は3月から、透析室向けの電動ベッドを発売する。
名称は「ペアージュ」。サイズは全長210・5㎝×全幅88㎝。マットレス幅は78㎝。キャスターはセンターロック(直径10㎝)。電動機能は3モーターで背上げや膝上げ、ショック体位機能に対応している。設置面積が小さい透析室の需要に応じて、垂直昇降機能と収納式オプション受けにより省スペースで設置ができる。最高床面の高さは73㎝で、透析患者の高齢化に合わせてベッド上でのケアや移乗がしやすい仕様になっているのが特徴。価格は木製ハイ・ローボードタイプ50万円(税別)と木製ハイボード・記録台タイプ53万円(同)。営業推進部営業推進課の高屋玲さんは「海外自社工場での製造により、品質を担保しながらコストダウンを実現した。メーカー保証3年に加え、全国7拠点にアフターサービス専任者を配置しており、安心して使うことができる」と話している。
同社は1992年7月設立。資本金5億8205万円。2019年6月期売上高は59億4000万円。従業員254人(連結)。2015年3月に東証マザーズと福証Qボードに上場。城社長は奈良県出身。1961年4月3日生まれの58歳。関西大学商学部卒。

2020年2月11日発行