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辻利茶舗と提携し新たな体験型観光プラン うめね


インバウンド需要見込む

着物や和装小物販売の㈲うめね(うめね呉服店/北九州市小倉北区室町2丁目、梅根悦生社長)は9月29日、緑茶や茶等具販売などを手掛ける㈱辻利茶舗(北九州市小倉北区魚町3丁目、辻史郎社長)と提携し、体験型の観光プランサービスを開始した。

観光名所から徒歩圏内という好立地を生かし昨年からインバウンド向けに着物のレンタルサービスを提供していたうめね呉服店では、辻利茶舗と「和」の体験を通じて観光を盛り上げたいという点で意見が合致したことから、今回のサービス開始に踏み切った。着物レンタル代(3480円)に追加で1000円支払うと、辻利茶舗本店で茶道体験ができる。着物レンタルについてはリバーウォーク北九州北東側の着物レンタル専用店舗「室町コモン」で提供しており、当面は平日限定プランとして提供していく。同社では「現在、ホテルクラウンパレス小倉の宿泊プランへの採用をはじめ、旅行業のHIS社の視察体験や、行政のイベントへの組み込みなどを交渉している。今後も多方面からユーザーを集めることで、継続的に九州エリアの観光客誘致に寄与していきたい」と話している。

同社は1917年1月設立。資本金は400万円で、従業員数は9人。

2017年10月17日発行