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農業法人2期目で黒字化の見通し アズマ
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ミニトマトなどを販売
太陽光発電の販売施工・建築板金屋根工事などの㈱アズマ(八女市吉田、中島一嘉社長)の関連会社で農業法人のアズマックスファーム㈱(同)は設立から2期目の2018年7月期で黒字化を見込む。
同社はミニトマトの有機栽培を同年から実施しており、現在は月間500〜600㎏を収穫。昨年9月にはハウス8棟からなる2号棟も設置し、年商も2000万円に拡大した。JAと取引のない同社では、唯一の販路である自社販売を初年度開拓しきれず、400万円の赤字を計上した。2年目となる今年は久留米岩田屋や東京の仲卸業者、リピーターの増加などで販路を拡大、現在予約待ちが続いており、今年度は黒字化を見込むという。中島社長は「民間参入、JAに頼らない形での農業法人2期目で黒字化は珍しいケース。価格帯の高いミニトマトを栽培したのが要因だと思う」と話している。
同社は1995年設立。資本金は300万円。従業員数は20人。
2018年2月20日発行