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起業家表彰制度で九州地区代表に選出 ユニゾンシステムズの今村社長


11月末全国大会

放送業界に特化したアプリケーションソフトを開発する㈱ユニゾンシステムズ(福岡市中央区荒戸2丁目)の今村勉也社長は10月11日、起業家表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2017 ジャパン」の九州地区代表として選ばれた。

新日本有限責任監査法人などで構成するEY Japan(EYはアーンスト・アンド・ヤングの略称:事務局・東京都)が主催しているもので、今回は九州地区代表候補5人の中から同日開催した面談と審査を経て、九州地区の代表を決定した。審査委員長の川原洋サイバー大学学長は「経営難であった会社を引き継ぎ、リーダーシップと経営手腕で放送局向けに映像配信システムの国内屈指の地位を築いてきた。世界に通じる性能を誇るファイル送信技術は、マイクロソフトなどの世界のトップIT企業のパートナーとしても認められている。映像配信、番組配信の分野でも、AIを駆使して、より付加価値の高い配信サービスを提供する一方で、社員の人材育成に明確な哲学を持つ今村勉也氏は、今年の九州地区代表にふさわしい」と評価した。今村社長は「常に新たなモノを創ることや革新的な技術、何事にも挑み続ける精神を評価してもらえた。また海外を視野にビジネスを展開してきたことが認められて大変嬉しく、今後も世界に向けて発信していきたい」と話し、今年11月28日に東京で開催されるEOY Japanに出場する。

EOYは、新たな事業領域に挑戦する起業家の努力と功績を称える国際的な表彰制度。活躍する起業家の姿をロールモデルとして紹介し、後に続く起業家の輩出を支援するため、グローバルな活動を続けている。現在、世界約60カ国、145都市で実施されており、日本では2001年からEOY Japanとしてスタートし、全国から選ばれた起業家を毎年30人ほど紹介している。

2017年10月24日発行