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赤坂3丁目におむすび専門店 レマルクと輪人


週刊経済2023年5月16日発行号

名称は「らりる堂」

採用支援事業などのレマルク㈱(福岡市中央区天神2丁目、長松加奈子社長)とパソコン教室事業などの㈱輪人(ろんど、同区赤坂2丁目、久我浩介社長)は5月10日、同3丁目におむすび専門店を出店した。
飲食事業への参入を着想した輪人と、飲食店の運営を通じて高齢者の社会活動支援を目指すレマルクで共同出店した。店舗では、調理スタッフに地域の高齢者を採用し、独居老人を中心に社会との接点を創出する。店名は「らりる堂」。場所は「筑紫女学園高校」の西側「赤坂山愛マンション」1階で、調理スペースを含む店舗面積は約20㎡。テイクアウト専門で、おむすびは俵型と丸型の2種類。具はのり弁やキーマカレー、えび天、麴みそ、鮭の塩麴焼きなど幅広くそろえており、サイドメニューとして唐揚げなども提供する。客単価は5~600円。店頭販売のほかに卸しも手掛け、月売り上げ目標は200万円。今後は直営、FCで多店舗展開を計画しており、3年間で5店舗以上の出店を目指す。
レマルクは2020年12月設立。資本金は300万円。輪人は14年3月設立。資本金は1千万円。