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購入者・来店者用のコンテンツを提供 YONDE


週刊経済2021年6月22日発行

来店・購買促進に活用

AR(拡張現実)を利用したPR事業を展開する㈱YONDE(福岡市中央区大名1丁目、田坂洋一社長)は5月31日、商品購入者などが利用できるコンテンツの提供を開始した。
同社が広告代理店向けに提供しているARフィルターの「SparkAR」内で登録した画像や写真を認識することでコンテンツが表示される画像認識機能を活用、商品パッケージの一部に画像や写真を登録する。百貨店や水族館などをターゲットとしており、登録された商品のみAR作品を閲覧可能なので、購入者や来場者の増加につなげることができる。料金は制作プランによって異なるが、平面画像を使用するシンプルなプランが18万円(税込)で、複雑なアニメーションを利用するプランが48万円(税込)となっている。田坂社長は「画像認識機能をアップデートしたことで多くの画像を認識可能となった。活用の幅が広がったので、さらなる顧客獲得を目指し、事業を進めていきたい」と話している。
同社は2020年1月設立。資本金は100万円。従業員数は6人。決算期は1月。これまでマリンワールド海の中道や博多阪急などへの導入実績がある。田坂社長は1985年11月9日生まれの35歳。大阪府出身。桃山学院大学卒。趣味はギター。