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賛助会員の募集を開始 日本コンクリート構造物打音検査協会


週刊経済2022年2月22日発行

2月1日から

打音検査器を開発提供する一般社団法人日本コンクリート構造物打音検査協会(福岡市博多区博多駅前2丁目、光安正年代表理事)は2月1日から同社の賛助会員の募集を開始した。
同社はコンクリート構造物に損傷を与えることなく、構造物の劣化状況の評価や劣化原因をデジタルデータで解析する技法を開発。従来の構造物調査は専門職の人がハンマーによる打撃音や目視で判定する方法が主流であったが、感覚からデジタル技術の変革で、正確な毀損箇所の特定が可能となった。賛助会員は打音検査技術やソフトウェア講習会の受講、回転式打音器の貸し出しや販売などを優先的に受けることができる。入会費は30万円。
同社は「人の感覚に依存しない当社の技術は業種問わず利用いただける。賛助会員の方に、打音システムの優先共有のほかコンサルティング支援なども手掛けていく」と話している。
同社は2019年5月設立。従業員は7人。