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資金繰り支援で資本性劣後ローンを強化  北九州銀行


新型コロナ拡大で影響を受けた法人対象

㈱山口フィナンシャルグループ傘下行の㈱北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、嘉藤晃玉頭取)はこのほど、資金繰り支援で資本性劣後ローンの取り組みを強化した。
特定の債権、一般の債権に比べ、支払い順位がおとり、借入しても自己資本とみなされる「劣後ローン」の取り組みを強化することで、新型コロナウイルス感染症拡大で影響を受けた法人に対して、長期安定的な資金の提供、および財務基盤強化を支援する。各行所定の審査ののち、事業維持や継続に必要な資金を5年1カ月、5年1カ月超10年以内、10年超15年以内で融資。利率は各行所定の金利で、返済方法は期日一括になる。山口FGでは「様々な支援策を講じ、新型コロナウイルス感染症で影響を受けている事業者を支援したい」と話している。

2020年6月16日発行