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資産相続のかさい会計と経営統合 エスペランサ税理士法人
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「アネーラ」に改称
エスペランサ税理士法人(福岡市中央区天神1丁目、藤本周二代表社員)は11月5日、税理士法人かさい会計(同区天神4丁目、笠井良一代表社員)と経営統合した。
統合に伴い「アネーラ税理士法人」に改称。アネーラは「A NEW ERA」で新しい時代を意味する造語。かさい会計は2013年6月設立。従業員25人、相続、資産運用、事業承継のコンサルティング業務が中心。一方、エスペランサは藤本公認会計士事務所として1998年設立。2009年に同法人設立、業務を移行し、11年アクロス福岡に移転している。現在従業員約40人、税務顧問、相続対策、M&Aを得意とする。両者総勢約80人となり、うち公認会計士・税理士約20人。かさい会計は資産税中心、エスペランサは企業税務会計を中心に互いの得意分野を生かし拡大を図る。アネーラの事務所はエスペランサの事務所アクロス11階に置き、2016年開設した東京事務所は情報拠点として存続。かさい会計は天神事務所として、近く天神ショッパーズ福岡8階に移転する。
藤本代表は福岡出身、1959年12月13日生まれの59歳、中央大学法学部卒。笠井代表は山梨出身、1948年8月19日生まれの71歳、趣味は音楽鑑賞。「藤本代表とは18年前から交流があり、志も高く、九州の大きな連合体をつくりたいと思い、今回依頼を受けて思いが一つとなった」と話しており、一方の藤本代表は「名称は社員のコンペ方式で決定した。〝九州のことは九州で解決〟をテーマに掲げ、地域密着型を重視していく」と話している。
2019年12月10日発行