資本金を５０００万円に増資　カシムラホールディングス

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開発事業部を新設

不動産売買、不動産賃貸業の㈱カシムラホールディングス（福岡市中央区白金１丁目、樫村尚明社長）は８月１日、資本金を８００万円から５千万円に増資した。
今夏から戸建て住宅の建て売り販売を強化するなど、マンションや戸建て住宅の自社ブランド「ＯＡＫ ＶＩＬＬＡ（オークヴィラ）」シリーズの拡大のため対外的な信用力の向上を図る。同日付けでは開発事業部を立ち上げた。今後展開する投資用の戸建て賃貸住宅の開発や、博多区比恵町で計画する初の自社企画マンションプロジェクトを進行していく。また、開発以外では９月中に筑紫野市二日市西１丁目のマンションを購入する予定。
樫村社長は「現在、早良区飯倉で戸建て７棟の建設を計画している。今後も福岡市外中心に宅地の仕入れを強化したい」と話している。
同社は２０１５年１１月設立。従業員数は７人。主力の買い取り再販事業に加え、賃貸事業を強化するなど不動産事業のラインナップ充実を図るとともに、今年６月には飲食事業を開始した。今年７月期の売上高は前期比１５％増の１１億円。

2019年9月18日発行