賃貸仲介件数が九州地区でトップ　駅前不動産ホールディングス

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週刊経済2024年1月23日発行号

１万２２４６件

総合不動産業の㈱駅前不動産ホールディングス（久留米市東櫛原町、嶋田聖社長）は、２２年１０月～２３年９月末までの賃貸仲介件数が１万２２４６件となり、九州に本社を置く不動産会社でトップであることがわかった。（自社調べ、直営店舗の仲介件数をカウントし、管理物件のうち他社仲介件数は含まず）
親会社である東証一部上場・リログループ（東京都）の同時期の賃貸仲介件数は４万２８９７件で全国６位だった。賃貸、売買仲介だけでなく管理や建築、リフォーム、資産運用に至るまでトータルでサポートする強みを生かしている。今後は各事業の強化に取り組み、仲介店と管理受託部門の連携強化や建売事業の販売に注力する方針。
同社では「今後も地域密着を掲げながら地元に寄り添った事業を展開していきたい」と話している。
中核の㈱駅前不動産は１９９５年３月創業。資本金１千万円。２０１６年に駅前管理システム㈱、㈱駅前工務店、㈱駅前不動産買取バンクなどグループ６社を連ねる持ち株会社制に移行した。２３年度売上高はグループで約１００億円。