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貸倒引当金戻入益が増加し増収増益  北九州銀行中間決算    経常利益は22・7億円


 山口フィナンシャルグループ傘下行の株式会社北九州銀行(北九州市小倉北区堺町1丁目、藤田光博頭取)の2016年9月中間決算は、経常収益が前年同期比12・1%増の78億6700万円、経常利益が60・8%増の22億7700万円の増収増益だった。中間純利益は69・4%増の15億6600万円。
 貸倒引当金戻入益が前年比12億円増加し、増収増益につながった。単体自己資本比率は16年3月期比マイナス0・5ポイントの10・5%。同グループでは「今年度から開始した中期経営計画のもと、各社一体となってグループ総合力を発揮したい」と話している。
 今期は経常収益が前期比2・9%減の140億円、経常利益が4・9%減の30億円で減収減益を見込んでいる。