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貴金属リサイクルがエコタウン事業に認定 アステック入江
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PRや補助金獲得に有利
鉄事業の株式会社アステック入江(北九州市八幡東区西本町3丁目、高橋正幸社長)は3月30日、北九州市が推進する「エコタウン事業」に認定された。
認定されたのは「都市鉱山リサイクル事業」。パソコンやサーバー内部に組み込まれている廃電子基板から貴金属を分離回収し、過熱水蒸気や塩化鉄液で貴金属やベースメタルを抽出して再資源化する。
北九州市では資源循環型社会の構築を目指し、1997年から事業認定している。認定企業は北九州エコタウンセンター(北九州市若松区向洋町)内での常設ブース設置によるPRや国の補助金などの獲得支援のほか、認定企業間での情報交換などのメリットがあり、現在北九州に本社や工場を置く26企業、27事業が認定を受けている。同社では「これを機に知名度の向上と都市鉱山リサイクル事業のさらなる拡大につなげていきたい」と話している。
同社は1957年2月設立。資本金1億円。売上高約100億円。従業員740人。
2017年5月16日発行