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販路拡大で売上高12%増の13億3400万円 五洋食品産業 赤字幅縮小
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冷凍菓子製造販売の五洋食品産業株式会社(糸島市多久、舛田圭良社長)の2014年5月期決算は、売上高が前期比12・3%増の13億3400万円、経常損失が4200万円(前期経常損失1億6300万円)、営業損失は700万円(同1億4100万円)で赤字幅を減少した。
新たに大手外食チェーンメニューの採用やスーパーの売場創設など販路拡大で増収。また、在庫削減の達成に一定のめどがたち増産体制にシフトしたことで、単位当たりの製造原価が低下したことが利益改善につながった。さらに、海外ではアメリカ、香港向けの輸出に続き、タイへの販売も開始し、輸出拡大につなげていく。同社では「個人消費の本格的な回復はしばらく時間かかるものの、商品の開発に取り組み、新分野にも挑戦していきたい」と話している。
今期は前期比14・7%増の15億3000万円、経常利益が1500万円、営業利益が3700万円の増収増益を見込んでいる。