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販管費率の低下で経常利益3・2倍の大幅増益 アイ・ケイ・ケイHD中間期
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週刊経済2024年6月26日発行号
売上高は109億9600万円
ブライダル事業などの㈱アイ・ケイ・ケイホールディングス(佐賀県伊万里市新天町、金子和斗志会長兼社長)の2024年10月期中間連結決算は、売上高が前年同期比10・7%増の109億9600万円、経常利益は3・2倍の9億7300万円の増収増益となった。
セグメント別では、婚礼事業において既存店の施行組数が減少したものの、23年4月オープンの「The迎賓館 偕楽園 別邸」(茨城県水戸市)が稼働したことに加え、施行単価が増加したことで売上高は8・6%増の103億2500万円。人件費などが増加した一方で販管費率の低下により、営業利益は2・3倍の8億4400万円となった。介護事業は23年3月オープンの小規模多機能型居宅介護事業所「アイライフケア伊万里」の稼働により、売上高が13・1%増の3億1200万円、人件費の増加で営業損失は0百万円(前年同期は営業損失1000万円。食品事業は、売上高が21・4%増の1億4600万円、営業利益は4・9%増の2400万円だった。フォト事フォト事業は23年3月オープンの「studio clori.NAGOYA」(名古屋市)が稼働したことで、売上高は約3倍の3億2300万円となり、営業利益は9600万円(前年同期は営業損失6500万円)。結婚仲介事業の売上高は64・9%増の700万円、営業損失は300万円(前年同期は営業損失3200万円)となった。
通期の売上高は6・2%増の233億5000万円、経常利益は7%増の21億4500万円で増収増益を見込んでいる。