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貢献大賞に宮崎の安井 九州ヘルスケア産業推進協議会


週刊経済2024年7月3日発行号

九州経済産業局長賞に遠隔みまもり看護

医療・福祉機器、健康サービスの産業創出を目指した啓発活動などを展開する九州ヘルスケア産業推進協議会(福岡市博多区博多駅東2丁目、三谷康範会長、略称HAMIQ)は6月25日、第11回「ヘルスケア産業づくり 貢献大賞」で印刷事業、医療機器製造販売などの安井㈱(宮崎県東臼杵郡門川町、堀田道臣社長)などを表彰した。
ヘルスケア産業の自立的な発展に寄与する取り組みを表彰するもの。大賞を受賞した安井は、人体に安全なインクを用いて骨に正確な細い線を描くことができるペン「ビボマークⓇ」など医療現場のニーズに応えた製品を開発している点が評価された。
そのほか、九州経済産業局長賞としてIoTを活用した看護師による24時間みまもりサービスなどを展開する遠隔みまもり看護㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、青木比登美社長)、九州経済連合会会長賞として健康づくり事業や歩行杖の開発などのNPO法人七瀬の里Nクラブ(大分市)、特別賞としてVR開発などの㈱エル・エー・ビー(宮崎市)、ITソリューション開発の正興ITソリューション㈱(福岡市博多区東光2丁目)を表彰した。