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豚の糞尿を活用したバイオマス発電 浦ファーム


今年8月をめどに稼働

豚肉の生産・販売の㈲浦ファーム(糸島市板持、浦克稔社長)は、今年8月をめどにバイオマス事業を始める。
糸島市バイオマス産業都市構想の一環で、自社所有地にバイオガスプラント1基を建設。設備建設費は4億2000万円。自家発生の豚の糞尿を原料に発電し、生産した電力は九州電力に販売する。売電量は年間約268万kWhで、発電時に発生した液肥は(仮称)糸島農業生産法人等へ無償配布する。
浦社長は「バイオマス発電は、風力や太陽光発電と比べ安定して電力が得られる。原子力、火力に代わる新たなエネルギーに期待している」と話している。
同社は1989年設立。資本金2000万円、売上高3億円。従業員数8人。浦社長は1970年9月22日生まれの48歳。糸島市出身。糸島農業高校卒。趣味はゴルフ。

2019年6月25日発行