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豊肥本線は8月、国道57号現道は10月ごろの復旧   国土交通省


3月末に斜面崩壊部対策にめど

国土交通省は4月10日、2016(平成26)年4月の熊本地震で被災したJR豊肥本線が8月ごろに運転再開、国道57号の現道は10月ごろに復旧する見通しを発表した。
震災による斜面崩壊で豊肥線、国道57号がともに寸断されていた阿蘇大橋地区の対策が今年3月末までほぼ完成し、関係機関で工事の工程を精査した結果によるもの。
また、国が整備を進めてきた国道57号北側復旧ルート(延長約3・7キロ)も10月ごろの開通を予定しているほか、新しく架け替えられた阿蘇大橋(延長525メートル)は21年3月ごろの開通を予定しているという。
九州地方整備局では「1日も早い復旧に向け、本省、熊本県、JR九州など関係機関と連携・調整を図っていきたい」と話している。

2020年4月21発行