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豊前市でバイオマス発電所稼働 豊前ニューエナジー
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年間発電量は約50万MW
東京のイーレックス㈱(東京都中央区、本名均社長)と九電みらいエナジー㈱(福岡市中央区渡辺通2丁目、辻浩平社長)、㈱九電工(同市南区那の川1丁目、西村松次社長)の共同出資会社・豊前ニューエナジー合同会社(豊前市大字八屋、久保田浩朗代表)が同所に建設していたバイオマス発電所が完成し、1月1日から営業運転を開始した。
場所は九州高圧コンクリート工業㈱の所有地内で、名称は「豊前バイオマス発電所」。PKS(パーム椰子殻)や木質ペレットを燃焼する発電所で、定格出力はバイオマス燃料の発電所としては国内最大級となる7万4950kW、年間の発電量は約50万MWh(一般家庭約15万世帯分の年間消費電力に相当)。CO2削減効果は、約20万t-CO2/年(九州電力㈱のCO2排出係数を使用)を推定している。現場スタッフ数は約35人。3社共同で運営し、事業期間中のバイオマス燃料の調達・供給はイーレックスが、発電所への技術的サポートは九電みらいエナジーが対応する。また、発電した電力は九州電力に全量販売する。
同社はイーレックス65%、九電みらいエナジー27%、九電工8%の出資で2016年10月に設立。資本金100万円。
2020年2月4日発行